海のルアーフィッシングとマッチ・ザ・ベイト

シュモクザメ70㎝ 釣り

 意外に大事な海のルアーフィッシングにおけるマッチザベイト。

 2、3、4月は、稚アユがベイト。

 痩せたシーバス、ヒラメ、タチが狙いでしょうか。

 4月は、イワシがたまに接岸します。

 5月のGWからは、イワシが接岸します。

 ブリ、ワラサ、ヒラメ、マゴチ、スズキ、アオリイカ、タチなど良さそうです。

 6,7月は、イワシが接岸します。前半戦のピークです。

 何でも狙える良い時期ですので、雨にも負けず、海に行くことになります。

 8,9月は、シラスなどがベイトとなるようです。小さいジグが良いようです。

 ワカシ、シイラ、ソウダ、メッキのライトタックル全盛の楽しい時期となります。

 10,11,12月は、イワシとコノシロがベイトとなり、大物・小物、何でも狙えます。

 一年で、一番楽しいけど忙しく疲労困憊する時期です。

 1,2月は、イワシが少なくなり、コノシロがたまにいますが厳しい時期です。

 釣りは、季節によるベイトの変化に合わせて狙いとルアーを決める必要がどうやらありそうです。

 また、数年単位、数十年単位の変動もあると思います。

 ところで、魚が釣れるときは、どのような状況だとイメージすれば良いのでしょうか。

 魚がイワシを追っているときには、気が付きにくいのですが、コノシロを追っているときを観察すると、分かり易いです。ほぼすべてのケースで、魚がベイトを捕食しているときに釣れます。ベイトがいないときに、たまたま通りかかった魚が釣れるというケースは、皆無ではないでしょうか。

 そう考えると、ベイトがいなければ、魚は間違っても釣れないと結論できます。

  最後に、釣りを楽しむにはどうしたら良いのでしょうか。

 それは、良く釣れた年に、良い経験をするのが最良の方法と思われます。偶然と思われることが必然と感じ、気にすべきでないことが明確になり、悩みもなくなると思うからです。

 例えば、数メートルの差で、釣果に大きな差がある事実も経験することになります。

 それを経験した人は、人がいないときは、あちこち探ることになりますし、釣れてる人との距離をなんとか縮めます。

 経験を積み重ねることにより、十人十色の定石ができ、それぞれ各人の「定石通りに釣れた」ときの喜びが、釣りを楽しむカギではないでしょうか。

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